Macでゲーム配信(遅延との戦い編その2)
キャプチャーボードの性能指標の一つに遅延があります。
HDMIパススルーで出力してテレビに映った映像と、Macでキャプチャーした映像は多少の時間差があります。両方の映像を比較して、どのぐらいの時間差があるか検証してみます。
検証環境
詳細なキャプチャーの環境はこちらをご覧下さい。
キャプチャーボード:AVerMedia Live Gamer Portable 2 AVT-C878
テレビ:SONY KDL-32J5
カメラ:SONY NEX-5T+SELP1650
シャッタースピード1/60、絞りF5.6。
動画は1080p 60fpsのAVCHDで撮影し、MacのiMovieに取り込んでコマ送りしました。
検証画像
基準コマ
テレビ側を見ると、照準の○○が壁側にあります。Mac側はまだ床側にありますね。これがテレビ側と同じになるまで進めてみます。
1コマ目
2コマ目
3コマ目
4コマ目
5コマ目。ここで追いつきました。
この時の動画はこちらから。
検証結果
1/60 x 5 =1/12程度の遅延があることがわかりました。
これがどのぐらいゲームプレイに影響があるかは、ゲームの質次第となってきます。
個人的には、スプラトゥーン2ではそれほど気にならないけど、マリオカート8は違和感がありました。
キャプチャーボードを購入された際は、一度Macの画面でプレイして見て違和感があるようでしたらモニターを別で用意したほうが良さそうです。