ひまひま日記

ぐうたら生活ばんざい

iPhone13のカメラの画質(画素ピッチ)

画質が良いカメラとは

画質は様々な基準がありますが、くっきりはっきり映っていると画質がいいように見えます。
そのためには、以下の条件がそろっていると良さそうです。
・充分な光があること
・明るいレンズを使う
・早いシャッタースピードと手振れ補正
・センサーが正確に光を読み取る
今回はこの中でセンサーの話をします。

センサーの画素ピッチについて

画質をよくするためには、1画素のセンサーがきちんと光を受けてそれを正確なデーターでアウトプットすることが必要です。
そこで重要になるのはセンサーの画素ピッチです。
画素ピッチとは、1画素あたりのセンサーの大きさの指標です。
大雑把に計算すると、以下の公式が使えます
(画素ピッチ [㎛])=(センサーサイズの横幅[mm])÷(最大記録サイズの横のピクセル数) × 1000

例えば、FUJIFILMのX-E3(APS-C、2400万画素)の場合
センサーサイズ:23.5mm×15.6mm
最大記録サイズ:6000×4000ピクセル
なので、
23.5 ÷ 6000 × 1000 = 3.9167
となります。

高級コンデジと呼ばれるSONYのRX100シリーズだとこんな感じです。
センサーサイズ:13.2mm x 8.8
最大記録サイズ:5,472×3,648
13.2 ÷ 5472 × 1000 = 2.4123

よって、2.4ぐらいがちょっといい画質が期待でき、3.9ぐらいになると相当いい画質になりそうです。

iPhoneの画素ピッチ

これを目安に、歴代のiPhoneの広角カメラの画素ピッチを見てみます。
iPhone7,8,X    1.22
iPhoneXS/XR/11/SE2/12    1.4
iPhone12ProMax/13    1.7
iPhone13Pro/ProMax    1.9

iPhone13Pro/ProMaxは、RX100には及ばないものの、以前よりは画質が良くなっていることが期待できます。